冬のバイク始動!かかりにくい理由と対処法、暖気の必要性を解説!

 

冬になるとバイクのエンジンはかかりづらくなりますし、走り出す前に暖気が必要だなんで言われたりしますよね。

 

またキャブ車だと「チョーク」というレバーがバイクについていて、これを引いてセルを回すことでエンジンがかかりやすくなったりします。

 

何気なく使っている人も多いと思いますが、チョークがどんな仕組みでエンジンがかかりやすくなるのかは知らない人が意外と多いでしょう。

 

また暖気って本当に必要なのかと思っている人もいるかと思いますので、今回はチョークの仕組みと主に冬場における暖気の必要性について解説していきます。

 

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なぜ冬はエンジンがかかりにくい?

 

まずそもそもなぜ冬になるとバイクのエンジンはかかりにくくなるのか、その理由をしっかり知っておく必要があるでしょう。

 

エンジンというのはガソリンと空気が混じった混合気がプラグから出る火花によって点火し、爆発することで動いています。

 

この混合気というのが非常に重要で、ガソリンと空気の割合が崩れると火花が飛んでもうまく爆発してくれなかったりするんですね。

 

ガソリンは気温が低いほど気化しにくくなるので、冬はどうしても混合気の中の空気の割合が多くなります。

 

そうすると空気とガソリンのバランスが崩れてエンジンが始動しにくくなるのですね。

 

基本的にバイクの混合気は春や秋といった標準の気温を想定して調整されているので冬はエンジンがかかりにくくなるのは仕組み上仕方のないことです。

 

チョークの役割とは

 

そこで登場するのがチョークですね。チョークレバーを引くと空気が入り込む通り口を物理的に塞ぎます。

 

入ってくる空気の量が減りますので、ガソリンが気化しにくかったとしても相対的にガソリンの濃度が濃くなるという原理ですね。

 

ガソリンが多く混合気に含まれることで崩れたバランスを調整し、エンジンが始動しやすくなるという理屈です。

 

チョークレバーはバイクによって場所が異なりますが、多くはハンドルのところにあったりキャブレターに組み込まれている場合が多いです。

 

自分のバイクがキャブ車の場合は何かあった時のために場所を確認しておきましょう!

 

ちなみにガソリンの量を機械的に制御できるインジェクション車ではチョークを使う必要がありません。チョークレバーが実装されているのは昔ながらのキャブレターを使用している車体になります。

 

なので最近は電子的に制御されたインジェクション車が増えましたから、冬にエンジンがかかりずらくなるなんて話も聞かなくなってきてはいますね。

 

チョーク使用時の注意点

 

チョークを引きっぱなしで走らない

 

チョークは強制的に混合気のガソリン比率を上げると説明しましたが、それはエンジンが冷えてガソリンが気化しにくい環境だから有効なのです。

 

エンジンがかかって暖まってくればガソリンも気化しやすくなってくるのでチョークを引きっぱなしだと今度はガソリンの濃度が高くなってしまいます。

 

エンジンがかかって暖まってきたら、走り出す前に必ずチョークレバーを元に戻すようにしましょう。

 

そのまま走ってしまうとガソリンが濃すぎてプラグが湿ってしまい、いわゆるプラグかぶりの症状が出てしまいます。

 

アクセルを煽らない

 

よくバイクのエンジンをかける時、かかった瞬間にアクセルを入れる人がいますがチョークを引いている時はやらないようにしましょう。

 

アクセルを入れるとガソリンの濃度が上がりますので、気温が低くてエンジンがかかりにくい時などは確かに有効ではあります。

 

ただしチョークを引いている時は既にガソリンの濃度が高い状態なので、更にアクセルを入れてしまうと濃くなりすぎてしまうのです。

 

これもプラグかぶりの原因になり、逆にエンジンがかかりずらくなりますので注意するようにしましょう。

 

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暖気運転は必要?

 

よく車でもバイクでも暖気は必要ないという意見も耳にします。エンジンをかけたまま待機するのは時間も無駄ですし住宅地の場合は近所迷惑にもなる可能性があります。

 

暖気運転をしなくて済むのであればそれに越したことはありませんが、実際のところどうなのでしょうか。

 

インジェクション車は必要ない

 

暖気運転の必要性について、結論から言うと機械的にガソリン濃度を調節できるインジェクション車の場合は暖気をする必要はありません。

 

気温や混合気の状態に合わせて自動で調整されますので、その時のエンジン温度に合った濃度でガソリンを噴射してくれます。

 

暖気運転が必要なのは気温によって濃度を調節することができないキャブ車であると言えるでしょう。

 

キャブ車の場合は暖気をせずに走り出してしまうとエンジンが暖まりきるまではガソリンが薄い状態なので信号待ちなどで停止しやすくなるのです。

 

やるに越したことはない

 

ただインジェクション車の場合でも暖気運転はできるならやった方がいいです。

 

インジェクション車の場合は上述した理由で暖気をしなくてもエンジンが止まったりすることはあまりないですが、別の理由があります。

 

それがエンジンオイルの循環ですね。エンジンは鉄のパーツ同士が接触して動いているので潤滑するオイルが必要不可欠です。

 

エンジンオイルも冷えた状態だと硬いので、上手に機械同士の間に入り込めず潤滑の役割を最大限果たすことができません。

 

その状態で走り出し、回転数を大きく上げてしまうとエンジンに負荷がかかり結果的に寿命を縮めたりしてしまうのですね。

 

エンジンオイルをしっかり暖めて潤滑しやすくしてあげるという意味では暖気運転はどんな車、バイクでも必要です。

 

確かに技術の進歩によって暖気をしなくても壊れたりエンジンが止まったりすることはありませんが、少しでもいい状態で走れるようにするには暖気はできるならした方がいいでしょう。

 

さいごに

 

もし冬場にエンジンがかかりずらくて悩んでいるという人がいればチョークを引き忘れていないか、アクセルを煽っていないかをチェックしてみてください。

 

また暖気をしていなかった人は今回をきっかけにぜひある程度は暖気をしてあげてください。

 

なぜする必要があるのかという原理を知ると納得感を持って実践できると思いますので、仕組みを知らなかった人はぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね!

 

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