クラッチの滑りってどんな症状?知っておきたいバイクのトラブル解決法

 

バイクに乗っていると「クラッチが滑る」という言葉をよく聞くと思います。マニュアル車にはクラッチ操作が必須ではありますが、初心者のうちはクラッチとは何なのかよくわからないですよね。

 

クラッチの滑りに関しても具体的にどういった症状が出るのか、また実際に滑りの症状が出たらどう対処すればいいのかということは悩むポイントだと思いますので今回の記事で紹介します。

 

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クラッチの基本を知る

 

まずクラッチとは何なのか、どういった仕組みで作動しているのかを知りましょう。基本を知っておくことで理解度を深めることができます。

 

 

動画は車のクラッチについての解説になりますが、基本的な動きはバイクも同じです。クラッチレバーを足で操作するのか左手で操作するのかの違いしかありません。

 

半クラッチはクラッチ版が摩耗する

 

クラッチの仕組みを理解してクラッチ版の働きを考えると、半クラッチというのはクラッチにとってあまりいい状態ではないということがわかると思います。

 

半クラッチというのはクラッチ版がしっかりかみ合わず微妙に触れている状態になります。この状態で回転しているのでクラッチ版はどんどん摩耗していきます

 

初心者のうちはスムーズにギアチェンジを行っていくために半クラッチを多用することを教えられますが、慣れてきたらなるべくクラッチはカチッと素早くつなぐようにしましょう。

 

クラッチが滑る原因

 

本題のクラッチ滑りに関してですが、その原因はずばり「クラッチ版の摩耗」です。

 

上記で説明したように半クラの多様や長期間の使用によってクラッチ版が減ってくると、クラッチがつながっていても100%エンジンの力を伝えることができなくなります。

 

そうするとクラッチレバーをまったく握っていないのに常に半クラのような状態になってしまうのです。この状態を俗にクラッチが滑っていると呼んでいるわけですね。

 

クラッチ滑りの具体的な症状

 

実際にクラッチ版が摩耗して滑り出すと、どんな症状が出るのでしょうか。それを知っておくことでトラブルが深刻化する前に対処することができるようになりますので代表的な症状を知っておきましょう。

 

クラッチレバーの遊びがなくなる

 

クラッチレバーは多少の遊びがある状態が適正です。しかしクラッチ版が摩耗してくるとこの遊びがどんどんなくなっていきます。

 

そして同時にクラッチのつながるポイントが変わっていきますので半クラにする位置なども上がっていきます。やがてクラッチレバーをまったく握っていなくてもクラッチがつながらない滑りの状態になっていくのです。

 

自分のバイクであればどの位置でクラッチがつながるのか、普段のクラッチレバーの遊びがどのくらいなのかという点はわかると思います。

 

クラッチ版の摩耗は徐々に起こっていきますのではっきりとした違和感を感じるのは難しいかもしれませんが、意識的にチェックしていくことで必ず変化に気づけるようになります。

 

加速が鈍くなりスピードも出なくなる

 

クラッチが滑っている状態というのはエンジンの動力をしっかり伝えられていない状態ですので、加速スピードに変化が出てきます。

 

停止状態から巡航速度まで加速するのにやけに時間がかかるようになったり、最高速が落ちているようであればクラッチの滑りを疑った方がいいかもしれません。

 

回転数が高くなる

 

自分のバイクが巡航時にどれくらいの回転数になっているのかというのは普段からバイクに乗っている人であればわかると思います。

 

クラッチが滑ってくるとこの巡航時の回転数が高くなってきますので、滑りのサインとして考えることができます。

 

例えば普段80キロ巡航時に6速で3000回転くらいだったのが同じ条件で4000回転になった…といった場合ですね。

 

今まではクラッチがしっかりつながっていたので3000回転でも80キロを維持するパワーがあったのに、クラッチが滑ることで十分にエンジンパワーを伝えることができず80キロ維持するのに4000回転のパワーが必要になってしまったということです。

 

同じ速度を出すのに余計にエンジンを回す必要が出てくるので他の部分の寿命も短くしてしまいます。クラッチの滑りは他のトラブルを併発する前に早急に対処するようにしましょう。

 

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クラッチ滑りの対処法

 

クラッチの滑りというのは残念ながら自然に直るということはありません。滑りが出た時点で修理が必要になりますので深刻化する前に対処しましょう。

 

バイクの場合は工具が揃っていれば自分で行うこともできるので、車ほど費用や手間がかからなく済みます。

 

クラッチ版を交換する

 

一番確実で手っ取り早いのがクラッチ版を新しいものへ交換することです。そもそもクラッチ版は消耗品になりますので定期的な交換が必要です。

 

250CC以上のバイクであれば車検がありますので、その時にクラッチ版の交換も行ってくれるところが多いです。しかし車検のないバイクに乗っている人は自分で対処する必要があります。

 

バイクは車と違ってエンジンを車体に積んだままでもクラッチの交換が可能ですので、お店に頼んだ場合の工賃も安いですしDIYで行うことも可能です。

 

クラッチをバラす場合はクラッチホルダーなどの特殊工具が必要にはなりますが、自分でやってみたい人は挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

 

クラッチワイヤーを調節する

 

これはあくまでも応急処置にはなりますが、クラッチワイヤーを調整することで一時的に滑りを改善することが可能です。

 

車の場合は油圧式のクラッチがほとんどなのでこういった手動の調整はできないのですが、バイクの場合はクラッチはワイヤー式が多いですので調整できるのです。

 

ちなみにクラッチワイヤーが劣化して滑りが発生することもあります。クラッチ版に問題がなかったり交換しても改善しなかった場合はワイヤーの調整及び新調で解決することもありますので頭に入れておいてください。

 

さいごに

 

いかがでしたでしょうか。クラッチというのはどういった仕組みで動いているのかというのを理解している人は意外と少ないと思います。

 

特にクラッチの滑りは初心者のうちは気が付きにくく、放置すると他のトラブルを併発するやっかいなものです。

 

この記事を参考にして、自分のバイクのクラッチが適正に機能しているかを今一度確認してみてください。

 

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