慣れれば簡単!一発で成功させるバイクの押しがけのコツ

 

バッテリーが上がってしまったり、電装トラブルなどでセルモーターでの始動が困難な時に活躍するのが「押しがけ」とういうエンジンの始動方法です。

 

あまり使用する機会はないのですが、やり方やコツを知っているといざという時に役立ちます。有事の際でもスムーズにエンジンがかけられるようにしておきましょう。

 

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押しがけの理屈を知る

 

まずは押しがけというのがどんな理屈で行われているのかを知りましょう。何事も「なぜそうなるのか」ということを知っていることで飲み込みが早くなります。

 

すでに理論的な部分を知っているよという人は既知の内容になりますので、実践編まで飛ばしてください。

 

押しがけもキックもセルも目的は同じ

 

エンジンの始動方法としてセルを回す・キックペダルを踏む・押しがけをするという3通りの方法があります。

 

まったく別々の方法に思えますが、実はこれらは「エンジンをクランキングさせる」という共通の目的があります。その手段が違うだけの話なのですね。

 

セルは電気の力でモーターを回しエンジンを動かします。キックは足の力でギアを回しエンジンを動かします。電気か人力かという差ですね。

 

押しがけは通常と逆の考え方

 

セル・キックと比べて押しがけはイメージがしづらいかもしれませんが、押しがけはエンジンの力をタイヤに伝えて走るバイクの仕組みを逆に利用したものになります。

 

ギアがつながっていれば

 

エンジンが動く

   ↓

チェーンによって力がタイヤにつながる

   ↓

タイヤが回り、走る

 

というサイクルを生み出します。これはイメージしやすいですよね。押しがけというのはこれの逆で

 

人の力でバイクを動かしてタイヤを回す

   ↓

タイヤが回る力がチェーンによってエンジンに伝わる

   ↓

エンジンが強制的に回ることによって始動する

 

といった感じになります。これが押しがけの理屈ですね。

 

実践編!押しがけの手順

 

では次に実践編というというで具体的な押しがけの方法を紹介していきます。

 

大前提ですが、押しがけは車通りの少ない道であったり広い道を選んでするようにしてください。エンジンがかかっていないので素早く動かすことができません。

 

キーはオンにしておく

 

まずイグニッションキーはオンにしておきましょう。オンにしないとプラグから火花が飛ばないので、エンジンが動いたとしても始動することはありません。

 

押しがけに慣れていないと意外と忘れてしまう点になりますので、気をつけるようにしてください。

 

ギアを2速に入れておく

 

押しがけはギアを入れなければタイヤを回した力がエンジンに伝わりませんので、ギアは繋いでおく必要があります。

 

しかし1速に入れているとエンジン側の力が強すぎてクラッチをつないでもエンジンをクランキングさせることができません。

 

特に排気量の大きいバイクほど1速の力が大きいので、2速に入れてクランキングしやすい環境にしておきましょう。

 

クラッチを切ったままバイクを押す

 

準備ができたらいよいよ押しがけ実践ですが、クラッチを切ってバイクを手で押しタイヤを回しましょう。

 

慣れるとタイヤを少し回すだけでも押しがけできるようになるのですが、最初の頃はエンジンを動かす時間を長くした方が成功しやすいのでなるべく勢いをつけておきます。

 

距離を長めにとって、最初はゆっくりですが勢いがついたら走りながらタイヤを回しましょう。

 

クラッチをつないでエンジンを回す

 

勢いが十分についたら、ここぞというタイミングでクラッチを一瞬でつなぎます。この時は半クラなどは考えずに一気につなぎましょう。

 

半クラ状態にしてしまうと、せっかくつけた勢いがエンジンにしっかり伝わらず失敗しやすくなります。

 

押しがけは短期勝負ですので、やるときは一気にやる思い切りのよさが大事です!

 

かかったらクラッチを切る

 

クラッチをつないでエンジンのかかる気配を感じたら、すばやくクラッチを切りましょう。つないだままだとせっかくエンジンがかかっても速度が足りずエンストしてしまいます。

 

無事にかかったらアクセルを回してエンジンをふかし、暖めてアイドリングを安定させましょう。これが一連の押しがけの手順になります。

 

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押しがけの成功率を上げるコツ

 

押しがけはバッテリーが上がってしまったり、トラブルでセルが回らない時に行う応急処置的な方法です。

 

あまり頻繁に使う方法ではないので、慣れていない人がほとんどだと思います。何度もバイクを押して走るのは体力的にもかなりしんどいので、できれば少ない回数で成功させたいものです。

 

少しでも成功率を上げるコツを以下に紹介しておきますので、押しがけをする際の参考にしてください。

 

二人で行う

 

同行者がいれば、できれば2人くらいで押しがけを行うようにしましょう。上記にもありますが、押しがけは結構疲れます。

 

特に大型など車重のあるバイクは一回押しがけするだけでも一苦労です。押しがけする際にバランスを崩してバイクを倒してしまうケースも考えられるので、できれば2人でやることをお勧めします。

 

2人でやれば少ない力でバイクを動かすことができますし、車体も安定するのでこけるリスクが減ります。

 

チョークを入れる

 

押しがけはセルやキックと違って、エンジンをクランキングさせられる時間が短いのでより始動しやすい環境にしておく必要があります。

 

冬はもちろん夏でもチョークを入れて燃調を濃い状態にしておきましょう。そのかわりエンジンがかかったらすぐにチョークは戻してください。

 

チョークがそのままだとせっかくエンジンがかかっても、かぶってしまってまたエンストしてしまう可能性があります。

 

坂を利用する

 

近くに坂があれば利用するのもおすすめです。下り坂を降りながら押しがけすることで少ない力で押しがけができます。

 

ただし失敗した場合はバイクを押して坂を上って戻らなければならないので諸刃の剣でもあります。笑

 

少ない回数で成功させる自信がある人は実践してみましょう。

 

さいごに

 

いかがでしょうか。押しがけのコツを知っておくといざという時に役立ちます。

 

ただし押しがけをするということはバッテリーにトラブルが出ている可能性が高いですので、あとでしっかり充電・交換は行うようにしましょう。

 

あくまでも応急処置ですので、そこを忘れないようにしてくださいね。

 

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 この記事へのコメント

  1. よし より:

    昨日、出先でバッテリー上がりで困っていたところ、検索したらFIでもできると書かれていたので拝見しました。
    車のこない道まで押し歩いて試したところ、三回目で簡単に押しがけができました。
    以前も自宅で試したことがあったのですが、一速でやっていたのかクラッチを繋ぐのが遅かったかして無理だったので、今回はじめて成功し助かりました。ありがとうございます。
    いい経験になりました。

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